2014-02-23 晴れ,温かいが風が強く体感温度は低め [長年日記]
_1 黒い家 (角川ホラー文庫)(貴志 祐介)
角川ホラー文庫ということで少し警戒しつつ読んだが,ホラーという観点では大したことなかった.登場人物がリアルで緻密に書かれているおかげで馴染みのない業種にも関わらず楽しむことができた.
今回旅行があって移動中の飛行機でまとまった読む時間を取れたのが良かった.
_2 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)(恩田 陸/笠井 潔)
少し前に読んだが書き漏れていたもの.
なんかどこかで読んだようなという感じは三月は深き紅の淵をが理由だった様子.
ページ数が多いのもあるが,どうも波に乗れず読むのに時間がかかった.なんだろうなんだろうと最後まで引っ張って,あれそうなの?という感じ.
_3 64(ロクヨン)(横山 秀夫)
これも少し前に,しかも麦の海に沈む果実の前に,読んだが書き漏れていたもの.
ひさしぶりのスピード感のある横山節にグイグイと引きこまれた.
ただ読み進めていくと何度もサラリーマンてツラいなあという思いが湧いてきて,もっと楽に生きようよと思ったりもしたり.