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muneda's diary


2012-07-02 晴れ [長年日記]

_1 Grand Circle 旅行 Day2/8

さすがに時差が3時間もあると疲れて寝坊してもまだまだ現地時間で朝早く起きられる.朝焼けを見に外に出る.昨晩は気が付かなかったが,空き地は草が生えておらず砂地.そして南国っぽい木が生えていた.部屋に戻るとみんな起きていたので,昨日入りそびれた風呂に入りその後ホテルで朝食.熱くなる前に移動しようと早めに出発.I-17を北上しフェニックス(Phoenix)の町外れにあるWalmartに寄り,道中の飲み物やらおやつやらあれこれ大量買い.これは我が家の車での旅行の基本.特に今回は熱くなることが容易に予想できたので水分多めで.

その後もI-17を走り北へ.ただひたすらに上りを80mile弱で走り続けフラッグスタッフ(Flagstaff)に到着.ここでなぜかわからんがハイウェイの出口を2回も!うまく降りられなくて右往左往してしまう.旅は始まったばかりなのになんか疲れてるんかのう.スタバで冷たいフラペチーノを飲んで一息つき,最初の目的地であるグランドキャニオン(Grand Canyon)へ向かう.

グランドキャニオン国立公園手前の町に寄りマクドで昼食.さすが観光地の門前町だけあっていろいろな国の人がいる.当然日本人も確認できた.この時期に家族連れということは同じく駐在員だろうなあとお互いに思っていそう.ガソリン残量が心もとなかったので早めに給油と思ったが$4.299/gallonと高かったので躊躇.ギリギリ山のふもとのガソリンスタンドまで行けそうだったので.こんな迷うんならフラッグスタッフで早めに入れておくんだったと大後悔.このあとは早めの給油を心がけようと強く誓った.公園ゲートは事前に買っておいた年間パスがあるので専用レーンを通過できた.今回はそれほど混んでなかったけど,時間・日程によってはとても助かりそう.

とりあえず今日の宿に寄って荷物をと思ったのだが,さすがに到着が早すぎたのでまだ部屋には入れず.とりあえず部屋番号だけ割り当ててもらう.ちなみに宿はYavapai Lodge

仕方ないので今のうちに少しだけでもとビジターセンターへ向かう.このビジターセンターからMather Pointと呼ばれる有名な展望スポットへも歩いて行くことができる.まずはビジターセンターの中へ.球形のスクリーンがありグランドキャニオンがどうやってできたのかという映像が映し出されていた.ちょうどここまでの車中でどうやってできたのかな?という話をしていたのでちょうどよかった.その後Mather Pointへ.デカい,デカすぎる.スケールがデカすぎて現実感が全くない.しかも日の高い昼間ということもあり影がほとんどないのもありだだっ広い.またも見たことない景色だな.ただ日差しがとても強くまた影になるようなところもないので長時間滞在はしんどい.僅かな木の影で子どもを休ませしっかりと水分補給.歩いて帰ろうとしたらビジターセンター行きのバスが来たので乗って帰ることに.遠回りで時間はかかったものの,日差しを遮ってくれて助かる.

いい時間になったので宿のフロントへ行き鍵をもらい部屋へ.このまま気持よく寝れそうだったが,せっかくだからと夕日を見に行く事に.ただご飯をゆっくり食べる時間は微妙そうだったので,近くにあるCanyon Village Marketplaceでサンドイッチを買って展望スポットに着いてから食べることに.宿からは園内を巡回する無料バスのVillage Route(Blue),Hermit Road - Scenic Route(Red)を乗り継いて夕日スポットとして有名なHopi Pointへ.まだまだ時間が早いようで全然人がおらず,ベンチに座ってGrand Canyonを眺めながらサンドイッチを食べる.ひさしぶりにゆっくりと流れる時間を満喫.Hopi Pointを選んだのは夕日スポットとして有名なだけでなくすぐそばにトイレがあるらしいから.次郎がトイレを催促したのであちこち走り回ってやっと発見.なんかさっきのとこより人が多いなとあちこち見てみると,小さな看板にHopi Pointの文字.こっちが本当のHopi Pointでバス停は少し西にずれたところにあるみたい.バス停前はベンチがあってラクなんだが,方角的に夕日が見えにくいのでヨメはん,花子をこちらに呼ぶ.バスを降りてから1時間半ほど過ぎたあたりでようやく日没が訪れる.あいにく低いところに雲があって,光と影のコントラストがそれほどハッキリ見えなかった.だが,それでも光が当たっているところは赤く,そうでないところは薄暗くなってきてより谷の深さが強調され,改めてグランドキャニオンの大きさを思い知る.ちゃんと日が沈むところを見るのはこれが初めてな花子は,綺麗だ綺麗だと満足していた様子.次郎はというとあまりの待ち時間の長さに退屈しまくってた様子.まあ一日がやけに長いから疲れてるんだろうな.とふと周りを見るとまあ人がいるわいるわ.我々は崖っぷちの手すりのすぐ下に座り,崖に足を投げ出すようにして座っていたんだが,すぐには立てない程度に後ろに人がいたり.

日が地平線の下に沈むと,早々にみんな帰宅開始.このあたりの早さはこちららしい.予めこの混雑を予想してバスが待機していたんだが,1台めは満員で乗れず,2台めにかろうじて乗ることができた.それでもホント最後の方ギリギリ.もう1台待機していたようだが,あの人数だと乗り切れないだろうな.この日の日没は1940頃,バスを乗り換え宿についたのは2030くらい.国立公園内だったからこの時間で済んだけど,公園外だとここからさらに車で移動となるので結構な時間になってしまうところ.やはり国立公園に行く際は,少し高くても公園内の宿泊施設をオススメしたい.

Tags: Travel

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