2007-02-05 晴れ,ぜんぜん寒くない.おかしいぞ [長年日記]
_2 openSUSE 10.2インストール
これまでGentooを使っていたのだが,マシンパワーが非力だとセキュリティアップデートに付いていくのが大変だということに気が付いた.X.orgとかGCCとか.なのでバイナリパッケージのあるディストリビューションを選択.Fedoraはメジャーすぎるし,Debianはrpmを使えないので,openSUSEを選択.
ハードウェア構成
CPU | Athlon 1GHz(Thunderbird:FSB 266Hz) |
Memory | PC133 256MB |
MotherBoard | Gigabyte GA-7ZX-H |
Graphic | MSI GeForce NX6600GT |
Disk1 | IDE 70GB(?) |
Disk2 | IDE 150GB(?) |
NIC | PLANEX FNW-9803-T |
今回ディストリビューション入れ替えと同時に,グラフィックとNICの交換も実施.もともとはMatroxG450(?)と(多分NEC製の)i82557搭載NIC.グラフィックはファン付きなのが気に掛かったが,DVI接続ができるのでまずはその綺麗さを見てから.NICはWake On LAN対応にするため.
インストール
CDを5枚も焼くのが面倒,DVDの空メディアを持ち合わせていなかった,のでStart-CD-Imageだけを焼いてYaSTを使ってネットワークインストールをすることに.
CDで起動したあと,ネットワークインストールを選択.最初httpを選択したが,パッケージが見つからないというエラーが頻発したのでftpで最初からやりなおし.ダウンロード先にはjaistを指定.
server IP: 150.65.7.130 directory: /pub/Linux/openSUSE/distribution/10.2/repo/oss
このあとYaSTを立ち上げるための最低限のパッケージがダウンロードされ展開,起動される.
あとはYaSTが出すメッセージにしたがって操作するだけ.RedHat系に慣れているからか難易度が高めに感じられた.初めてインストールするのにこんなメッセージ出されてもな,と何度か思う.あと和訳のレベルが低い.カタカナや直訳分を書かれても分かりません.
インストール時間は2時間くらいか.最初トラブったり何だりしてたのでプラス2時間.計4時間かかった.
メモリ不足→swap追加
YaST起動時にトラブル発生.
上にも書いたがうちのマシンのメモリは256MB.これだとYaSTを起動するのに不足しているのでswapを追加するかと聞かれる.これしか選択肢がないので選ぶと,haldが動いてごにょごにょしたあとGUIが起動.
その後パーティションの設定でこのswapを削除するようにしたところ,実際に切り直すときにswapを使っているからできないとエラーが出てどうしようもなくなった.どうやらインストール時にswapを使う場合にはその領域を変更しないことが前提らしい.ま,当然といえば当然だが.
仕方ないので最初からやりなおし.インストールに入る前にrescueモードに入り,fdiskであらかじめ削除しないswapパーティションを作成.そしてmkswapをしておく{{最初コレをしなかったためswapパーティションが認識できずやり直させられた}}.openSUSEの標準設定では/bootを/配下に作成するようなのでそれに従う.ディスク構成は結局以下のようにした.
/dev/hda1 2GB swap /dev/hda2 25GB ext3 / /dev/hda3 30GB ext3 /home