2013-10-25 曇り [長年日記]
_1 Snow LeopardでMavericksのUSB起動ディスクを作成する
iMacがディスクフル間近でそのままではMavericksがインストールできない.なのでクリーンインストールすべくまずはTime Machineで最新のバックアップを作成した後起動ディスクを作成.
手順は以下を参考に.
だが該当のコマンドを実行すると
Failed to start erase of disk due to error (-9999, 0). A error occurred erasing the disk.
となりどうもうまくいかない.調べてみるとどうやらSnow Leopardでは該当のコマンドがうまく動かないらしい.なのでこちらを参考に手動でファイルコピーやら何やら.
完成後は作った起動ディスクとして選択できるようになるとあったので選択しようとしたのだが,どうも一覧に表示されない.どこか途中で失敗したかなと3回ほど繰り返してもダメ.
でもダメ元でOptionキーを押しながら起動してみたらUSBディスクを選択できるようになっていたのでどうやら無事に作成できてた模様.さあこれで次の手順へ移れる.
_2 HDD交換
先日セール品が出ていたので購入しておいた.買ったのは
Seagate Barracuda 7200シリーズ 3.5inch SATA 6Gb/s 1TB 7200rpm 64MB 4Kセクター ST1000DM003
Seagate
¥ 5,926
TigerDirectで$70だったけど$30のMIRがあったので実質$40(となるはず.まだ受け取ってない).適当にググったらいくつもiMacへの換装事例があったのも決め手となった.
あちこちに先人の記録があったがASCIIがきれいにまとまっていたのでそちらを参考にして作業開始.
ただ最後の最後ディスクを外し方が異なっているのでもう少し調べたら,同じASCIIでもう一つ交換記事を発見.
iMac 2007は後者と同じ手順だった.このあとふと思いついてiFixitを見に行ったらさらに詳細な手順があったので,英語に拒否感がなければそちらのほうがいいかも.あと手順を参考にした人たちの追加コメントがあるのでそちらも参考になる.
さすが小さい筐体に詰め込んでいるだけあって交換前提商用サーバーや自作PCと比べるとはるかに難易度が高かったが,ヨメはんにおさえてもらったりしてなんとか無事に交換完了.1時間ちょいくらいかかったかな.
_3 USB起動ディスクからMavericksをインストール→失敗
先ほど作ったUSBディスクを挿してOptionを押しながら起動し,USBディスクからの起動を選択.
しばらく待つとインストーラーが立ち上がるので,ディスクユーティリティでディスクをフォーマットしてからインストーラーに戻りインストール開始.オレの運用ではOS Xを再インストールをする機会は基本的にないのでパーティションは分割せず大きいのを一つだけ.
あとは待つだけと思っていたらまさかのインストール失敗.2, 3回試してみたけどプログレスバーはだいたい同じところで止まる.最後の実行時にふと気がついて失敗後にターミナルを開いてdmesgコマンドの実行結果を見てみたら以下のようなメッセージが.(手で写しているのでtypo有りの可能性大)
SAM Multimedia: READ or WRITE failed, SENSE_KEY = 0x03, ASC = 0x11, ASCQ = 0x00 disk1s3: I/O error. 0 [Level 3] [ReadUID 0] [Facility com.apple.system.fs] [ErrType IO] [ErrNo 5] [IOType Read] [PBlkNum 1074602] [LBlkNum 9664] ] [FSLogM... 0 [Level 3] [ReadUID 0] [Facility com.apple.system.fs] [DevNode /dev/disk1s3] [MountPt /] [Path /System/Installation/Packages/Additio...
もしかして買ったばかりのディスクが壊れてる?と思ったが,
-bash-3.2# mount /dev/disk1s3 on / (hfs, local, read-only) devfs on /dev (devfs, local, nobrowse) /dev/disk3 on /Volumes (hfs, local, union, nobrowse) /dev/disk4 on /private/var/tmp (hfs, local, union, nobrowse) /dev/disk5 on /private/var/run (hfs, local, union, nobrowse) /dev/disk6 on /private/var/db (hfs, local, union, nobrowse) /dev/disk2s2 on /Volumes/OS X Base System (hfs, local, nodev, nosuid, noowners) /dev/disk7 on /Library/Preferences (hfs, local, read-only, union, nobrowse) /dev/disk0s2 on /Volumes/名称未設定 1 (hfs, local, journaled) /dev/disk0s3 on /Volumes/名称未設定 2 (hfs, local, journaled)
を見ると交換した内蔵HDDは/dev/disk0*なのでどうも違う./にマウントされているところを見るとインストール用に起動したディスク,つまり,USBディスクらしい.うーむ,作るの失敗したかなあ.もしかしてUSBディスクが壊れてる?
確認のためSnow LeopardのDVDディスクから起動してインストールをしてみる.が,こちらもほぼ同じ所で止まってしまい,エラーも同じようなものが出ていた.どうもおかしい.
可能としては二つのデバイス共通のI/Oコントローラーが壊れた可能性があるけど,ちょっと考えにくい.