2007-06-15 晴れ,梅雨はどこいったん? [長年日記]
_1 SKIM
気分転換で以下のように変更してみた.
前 | 後 | |
パネルプログラム | scim-panel-gtk | scim-panel-kde |
設定モジュール | simple | kconfig |
すると起動時に以下のエラーダイアログがでるようになった.
DCOP コミュニケーションエラー(SKIM) KDEのインタープロセスコミュニケーションの セットアップ中にエラーが発生しました。システム からのメッセージは以下のとおりです: Could not read network connection list. /home/muneda/.DCOPserver_mux06__0 "dcopserver"プログラムが実行中か確認してください!
で,OKを押せば何事もなく使えるのでウィンドウがうざいだけ.
ググってみると,SCIM/Kubuntu - Community Ubuntu Documentationに/etc/X11/Xsession.d/ディレクトリ配下の90im-switchの起動順番を変更するようにある.つまりデフォルトのタイミングだとdcopserverが動いていない可能性があるから起動を遅らせるってことかな?
ただ,FeistyFawn(7.04)では90im-switchではなくさらに早い80im-switchとなっている.このあたり微妙に事情が違うみたいやけどどうなの?
とりあえずしばらく様子見.
ところでメインウィンドウが左側の真ん中あたりにでるのは何とかならんのかのう.邪魔でしょうがない.
_2 Klipper - クリップボードツール
マウスで選択したFirefoxのテキストがEmacsでyankできないことがたまにあって困ってた.
ふと設定画面を見ると「クリップボード/選択の挙動」で
クリップボードと選択とを分離
になっていたので,逆にしたところ問題は解決.同時にSynergyでWindowsでコピーした文字が化けていた問題も解決されて万歳.
_3 I-search と \C-w, \C-d
\C-sでインクリメンタルサーチを開始後,\C-w \C-dを押すと以下のような動作になる.
\C-w : カーソル位置から単語単位ずつ検索文字に追加 \C-d : カーソル位置から一文字ずつ検索文字に追加
これだけじゃわかりにくいので例を.例えば以下の文章があったとする.
Full bellies of fish Penguins sleep under the moon Dream of wings that fly
このとき,'F'の位置にカーソルを持っていき,\C-sでインクリメンタルサーチを開始.\C-wを押すと'Full'までがisearchの検索対象文字となる.あとは\C-sを打てばその文字を検索してくれる.
いつも目で見て文字を入力してたが,それよりは絶対にタイピング量が少ないのでこちらの方が便利.
_4 systemtapで変数を動的に書き換え
systemtapのページにサンプルスクリプトがあった.ほほぅ,'-g'オプションがキモなんやな.
-g Guru mode. Enable parsing of unsafe expert-level constructs like embedded C.
'-g'をつけないとエラーで弾かれる.
調子に乗って.returnで値を書き換えようとしたところ
# stap keyhack.stp -g semantic error: write to target variable not permitted in .return probes: identifier '$event_code' at keyhack.stp:18:3 semantic error: no match for probe point while resolving probe point kernel.function("kbd_event").return Pass 2: analysis failed. Try again with more '-v' (verbose) options.
とエラーが出た..returnで値を書き換えることはできない模様.うーむ,これができるとかなり便利なのに.残念.