2007-03-07 快晴,エアコンが寒い [長年日記]
_1 リカバリ
昨日のトラブル対策をえいやっとでっち上げた.とりあえずメドはついたかな.
_2 睡眠不足
これまでは,通勤,帰宅,昼休み,夕方休みの各時間を睡眠にあてていたのだが,本を読むようになってからこれらの時間を本読みにあてるようになってしまった.その結果睡眠不足に.
うーん,本を読むのは面白いんだが眠いのはしんどい.まぁ急いで読まなければいいんやろうけど,読み始めると面白くてついつい読んでしまうねんな.
_3 デジカメの高画素志向強まる――産業情報総研調査より
何かオレの意見と異なるところが多い.
「デジタルカメラで撮影した写真は、フィルムで撮影した写真より高画質と思うか?」については,カメラと撮る腕が悪いからかも知れんが,フィルムの方がいい.発色具合というか,色の再現力というか,フィルムならではの味わいがある.
デジカメというかD70に付けたい機能は,やっぱり手ぶれ補正かな.でもこちらはVRレンズを買うという選択肢があるので,カメラ本体になくてもイイ.それよりも低感度が欲しいかな.ISO50とかISO100とか.
購入したいコンパクトデジカメメーカーはパナソニックかな?手ぶれ補正と広角っていうイメージが強い.CMの影響受けすぎ.
購入したいデジタル一眼レフは,ニコンもしくは富士フイルムかな.どちらも今のレンズ資産を引き継げるから.つまりそれ以外はダメ.
画素数は1,000万画素もいらない.プリントしないもん.ファイルサイズもデカくなるだけやし.今の600万画素で十分.
携帯カメラはコンパクトデジカメに劣るし,プリントにも適さないと思う.ウェブ素材を撮る,メモ程度くらいしか使えないと思っている.
こんな感じ.
_4 半落ち(横山 秀夫)
この著者の作品を読むのは初めて.
これまたさらにヨメはんが借りてきてくれたもの,ではあるが実は半分リクエストしたもの.去年末,寺尾聰の主演作品を3本立て続けに見て,寺尾聰にハマる.この作品の映画版も主演が寺尾聰なのでそのつながりで読んでみたいなと.
1本の大きなストーリーがあって,時系列にそのときに関与する人間の視点で進めていくのがおもしろい.つまり,主観がコロコロと変わる.このストーリーの流れにはすごく適したやりかただなと思う.
読み終わってみると,話の至るところに伏線が張りまくってあって,あーそうかとなるのだが,最後まで楽しめた.ただ,各章の終わり部分がいまいちしっかりと読みきれないというべきか,書かれていないというべきか,読んだときにオレの頭の中が曖昧だったのが残念.
この作品,推理小説になると思うのだが,推理小説の感想を見てるとよく「途中でオチが読めてつまらん」という意見を見かける.そういうのを見るたびに,あーこの人損しているなと強く思う.だって,わざわざオチを推測しなくても,著者が考えた素晴らしい謎解きが用意されている*1のに,その謎解きを楽しむことを自ら放棄しているとしか思えない.だから損しているなと思う.どんなつまらんオチでも,見え見えの謎解きでも,先を読まずに著者の用意してくれたストーリーを楽しむようにしている.
寺尾聰が主演なのでDVDを見ようかなと思ったが,Wikipediaに乗っている出演者を見てイメージと違うのでやめた.ネタばれになるので誰がとはいわんが残念だ.
*1 もちろん,すべての作品に素晴らしい謎解きが用意されているとは思わんよ