2002-08-31 天気悪なってきた [長年日記]
_1 新マシン設定
Vine2.5のデフォルトでは、hddのDMA転送をONにすることができる(ただし、デフォルトではOFF)。いろいろ設定すべく遊んでいるのだが、Kernel2.4.19にするとDMA転送をONにすることができなくなる。
これは、kernel configが悪いのか、それ以外に問題があるのかは不明。また、内蔵Audioはデフォルト状態では使用不可。デバイスを認識できない。kernel2.4.19では認識できるようだ。
むぅ、いろいろややこしい。あと、Vineのapt-getはユーザが勝手に入れたパッケージを嫌がる。例えば、fluxbox0.1.10を入れるために、libpngをアップグレードしたのだが、これもダウングレードするように勧めてくる。ここら辺、なんとかうまくいかんものかな?現在インストールしているパッケージのバージョンよりも新しいものだけインストールするようなオプションがあってもいいのに。むむむ、これは先が長そうな感じ。
_2 kernel compile
いろいろ調べてみると、ac patchを当てると良さそうなことが書いてあったのでやってみた。kernel2.4.19を落してきて、
# tar zxvf linux-2.4.19.tar.gz # ln -s linux-2.4.19 linux # cd linux # patch -p1 < patch-2.4.20-pre5 # patch -p1 < patch-2.4.20-pre-ac1
でpatch当て完了。あとはいつも通りkernelのコンパイルを行う。ここで、問題が発生。メモをするのを忘れたが1回目のときはコンパイルエラーで途中で止まった。SMP云々ていう風に出ていたのでconfigでSMPサポートにチェックを入れた*1。これで先ほどのエラーも回避されうまくいった。 dmesg中には、ICH4,UDMA(100),i845G,i810_auidioの文字も見えるのでハードウェアの検出はうまくいってそう。ただ、開発中のkernelなので思ってもみないエラーが出るかもしれないので要注意や。
*1 SMPマシンではないのでいつもはチェックしない
_3 ogg vorbisとxmms
なんとか動くようになってきたので音をならしてみる。mp3はライセンス問題がうるさそうなので、oggファイルを作って再生する。Vineはデフォルトではそこらへん入らないので、apt-getで入れる。cdparanoiaでリッピングしたのだがやけに遅い。Winでの速度になれすぎなのか、それともまだドライバが怪しいのかようわからん。その後、oggencしたあと、xmmsで再生しようとするも、プラグインがなく再生できない。apt-getでlibogg,libvorbisを入れてxmmsを1度削除した後再インストールするもプラグインは入らない。Vineにあるxmmsのソースを落してきて自分でリビルド。すると、xmms-vorbisができたので、本体といっしょにインストールで完了。