2014-03-29 曇り時々雨 [長年日記]
_1 Museum of Science, Boston
ずっと前から行こうとしてたが行かずじまいでようやく行けた.
想像していたよりも守備範囲が非常に広く,テーマが豊富で一度の訪問だけでは回りきれない.対象年齢は小学校中学年以上と言ったところか.とは言え小さい子どもも中身は分からんとも楽しめるように作られていて次郎も満足していた様子.
花子はNano Brothersなる原子についてを楽しく説明してくれるショーがお気に召した様子.あと杭が円周にそって建てられたものをもらい,それにゴムと様々な種類の布を組み合わせクリップで止め,そこにボールを落としてどれだけ跳ねるかその高さもしくは低さを競う工作も楽しんでた.3回目のチャレンジでその時の最高記録を更新出来た(64cm)ので大満足だった様子*1.
次郎は宇宙関連の展示が気に入ったみたい.もっとあったかも知れないけれど,実際に見たのはマーキュリー宇宙船とアポロ宇宙船の模型と,月の模型くらい.
オレが一番楽しかったのはスパークを人工的に発生させ,その原理を楽しく説明してくれるショー.バンデグラフとかとても懐かしい単語を10年以上ぶりに聞けてかなり興奮した.でも子どもたちは暗い部屋にビビり近くにはよらず,少し離れてアクリル板越しに見られる場所で地べたに座って見てた.バチバチいう音をうまく制御し音階を付け,音楽を演奏してたのが面白かった.しかもなぜかスーパーマリオ.
今回は町の図書館で割引券をもらうことができたのでとても安く済んだ.大人$23,子ども$20がそれぞれ$7で済むのは大きい.この値段ならまた気軽に来られるので,まだ見てない部分もあることだし来ることにしよう.
本家じゃないみたいだけどNano Brothers Juggling Showの動画を見つけたので貼っておく.Boston近郊の人じゃないと細かいネタは伝わらないけど.あと微妙にネタは洗練されてて今回見たほうができも良かった.是非機会があれば現場で.
*1 その後しばらくして戻ってきたら66cmに塗り替えられてた
_2 LEGO WeDo Blocks - Scratch Wiki
Cahners ComputerPlaceコーナーではいろいろとコンピュータ関連の展示がされていた.
- Leap Motionを使って魚の群れを操る - iPadでiPhoneを搭載した小さな車を操作し惑星(火星?)表面探査 - 命令の書かれたブロックを並べてRoombaを操作 - カメラを使って簡易アニメーション作成
などなど大人でも結構楽しい内容.
その中の一つにScratchで作ったプログラムでWeDo Blocksを操作してボールをゴールに入れるというものがあった.子どもは小さなホワイトボードにあらかじめ用意されたScratchの命令を示すマグネットと必要に応じ値を設定するマグネットを組み合わせて提出.担当の方がそれを実際にScratchに入力してプログラム実行というもの.中身は単純で,かつ,サポートしてくれるので誰でもできる.
じゃあ家でもWeDo Blocksをと思ったが,どうやら教育用らしく結構なお値段($130).さすがにMindstorms($350)を買うよりは安いができることが違うしな.
以前花子にCode.orgのAngry Birdのゲームをさせてみたところ楽しんでいたのでScratchでも教えてみようと思ったが,実物のモノが動く方が楽しそうな雰囲気なので悩むところではある.