2004-09-11 晴れ [長年日記]
_1 あぁ,天城越え
ひさしぶりのハイキング.富士山もあったけどあれはハイキングというよりも登山だったし.ハイキングに限れば香貫山以来.
場所
旧R414沿いを水生地下より伊豆の踊子文学碑まで
参加者
ヨメはんとオレのふたりだけ
詳細
家を0730に出発.R414を通り沼津から修善寺へ.そのままR414沿いにすすみハイキング開始点の水生地下駐車場に到着.途中買い物などしたので約1.5hかかった.
歩き始める.朝も早いからかかなり涼しい.旧R414に入ると,道は舗装されておらず砂利道.でもあえてそうしているみたい.水が流れる音を聞きながら歩く.そばに川があるんだがとても流量が多い.そういえば途中ワサビ田がいくつもあった.
ゆっくり歩いても30minほどで天城トンネルに到着.意外と近かった.トンネルは見るからに古そうな姿をしている.ぽつぽつと電灯が見える.またトンネルの向こうが完全に見えるのでそれほど恐さを感じない(と思っていたのは入るまで).いざトンネル内部へ.意外と多いと思っていた電灯は実は意外と少ない.そして右左片方ずつ交互にしか設置されていないので意外と暗い.そして向こう側が見えているが歩いているとなかなか着かないため,意外と長く感じる.日が出ているので全然恐くはないんだが,さすがに夜一人でいけといわれると….
で,トンネルを抜けるとそこは…,すごく天気がよかった.
そこからはダラダラと砂利道を下っていく.正直何にもないただの道.ちょっとふざけながら歩いているといきなりヨメはんがオレの横を猛スピードで過ぎ去っていく.何だ?と思った次の瞬間…,コケた.しかも「きゃーっ」ていうかわいらしい悲鳴ではなく,「ぎゃっ」っていうリアルな悲鳴を上げて.カメラレンズの蓋もコロコロと転がっていった.さすがに心配で助け上げると,肘,膝,腹の辺りを擦っているよう.血がにじんで痛そう.でも本人曰く歩けなくはないとのことなのでハイキングを続けることに.
砂利道がとぎれ,しばらく舗装路を歩いているとまたも水の流れる音が.しかも今回はでかい.と,二階滝*1の案内がある,これか.やはりこのあたりは水量が多いのか滝の勢いもすごい.どどどどどーっと水が流れ落ちている.滝壺がものすごくでかく深いのが印象的だった.しばらくあるくと休憩所があったので一時休憩.
休憩もそこそこに歩き始める.ここから砂利道ではなく林道になる.めちゃめちゃ歩きにくい.全然手入れもしてないし.先日の風雨で枝が落ちているだけにしては悪い.たぶんココの区間は2度と歩きに来ないだろう.橋を渡るとき,下の川がすごくはくりょくがあったので写真を撮ることに.が,ヨメはんの一眼レフの調子が悪い.うんともすんともいわん.やばい,先ほどの転倒で壊れたか?と試しに電池を抜いてみて再度入れると,液晶にフィルムの残り枚数の表示が.なに,ただの電気切れかー.買い換えかな〜とかいろいろ心配したのに.途中ワサビ田があって喜んでみていたのだが,いくつもいくつもあるのでしまいには飽きた.
歩き始めて3時間弱で河津七滝に到着.上から順番に
- 釜滝
- エビ滝
- 蛇滝
- 初景滝
- カニ滝
- 出会い滝
- 大滝
となる.オレらはず〜っと山道を歩いてきたのでハイカーの格好をしているのだが,ここら辺は完全に観光地となっているらしく,革靴,ハイヒールなんてのがざらにいる.気合いはいっているのが完全に浮いてしまいすこしはずかしぃ.ちなみに7つの中でオレの一番のお勧めは出会い滝.エピソードがとかそういうんじゃなくてこの滝の迫力は満点.でもここまでに写真を撮りすぎたらしく*2,釜滝をとったところで電池切れ.ヨメはんのも電池切れで写真を撮れず….携帯で寂しく撮っておいたが今度また写真だけでも取りに来ることにした.
滝付近の観光地を抜け先を進む.と目に入ってきたのは河津七滝ループ橋.すげぇわ,これマジすげぇ.歩きなので橋の下の道を歩いて通過.下から見上げる迫力は満点.実際に通ってみたいもんだ.あとはダラダラ歩く.田んぼの中を通ったり,山道を歩いたり.ゴールの伊豆の踊子文学碑に着いたのは1330頃.約4.5hでした.
帰りはバスに乗って湯ヶ野温泉から水生地下まで.途中河津七滝ループ橋も通ったので満足満足.
感想
ひさしぶりのハイキングで楽しかった.汗が垂れるほど暑くもなくいい感じ.またほかにハイカーもいないので遠慮せずに自由に歩けたのもよかった.これが来月にはいると紅葉の時期になって人が増えるんだろうな.
森の仲間たち
途中見つけた生き物.
- トカゲ x 6
- ヘビ x 2
- カエル x 1
- カニ x 1
手つかずの自然が満載らしい.